第四十話 平成三十年一月七日
「腹を括る」
新年明けましておめでとうございます。
とて、元号平成、最期の新年が「おめでとう」と云へる年になるか。雲行きが怪しい。
隣国のS-Kore、Chinaの雲行きは怪しい。
ChinaとRossiyaのシベリアを巡る雲行きが怪しい。
H-Koreの雲行きは、この三者の思惑次第。
RossiyaとUEのクリミアを巡る雲行きが怪しい。
なんと云ってもキリストさんとムハンドさんの雲行きが怪しい。
第三次世界大戦の火蓋が切られるほどに雲行きが怪しい
戦争の雲行きには仮想的国の「腹を読む」。同盟国と「腹を割る」。して戦争ができる国に「腹を固める」ことだ。人災事故死、自然災害死だけでない。戦死者が出ることに「腹を決める」ことだ。
憲法九条は<イワシの頭も信心から>だったと「腹に落ちる」ことだ。
「腹が……」「腹に……」「腹も……」「腹を……」の慣用句が多い。ハラキリのお国柄であったことを、この新年の念頭に思い出そう。武士の記憶の遺伝子を持つ者たちよ。
この年も、下々はAIの都市伝説化に振り回されることだろう。
100年以内にAIが人間を超える。AIの開発は人類の終焉につながる。AI都市伝説化に拍車がかり、下々とAIの雲行きが怪しい。
悲観論、楽観論の真ん中の現実論でコンセントを抜けばそれでオシマイ。AIは所詮、パソコン、プログラミング。
AIの縄張りは新しい脳、大脳新皮質。古い脳の五感までは及ばない。
武士の記憶の遺伝子を持つ者は、今年から腹を括って五感を鍛えよう。