Budoshop Top pageに

目次 弐(2)

ホームページにリンク

目次 壱(No.1−No.72)に戻る

 

煙管のけむり〔第一話〕の前口上 から 

 むかし、むかし…、と言っても30余年前ほど、初めて煙管(きせる)をすった。まだ当時は煙草屋さんが健在で、東京でも「きざみ煙草」が置いてあった。名は忘れた。長い筒を通るから巻煙草なんかより旨い、ということは聞いていた。が、味の記憶など覚えていない。ただ、まさに、ほんの”一服”だったことに愕然とした事だけを生々しく覚えている。その愕然の中身と言うと、「日本人って働き者だったんだ」という体感にだった。まさに、このほんの”一服”で、すぐ仕事に戻っていたのだ。驚きと同時に、私の何代か前の先祖の健気さ、ひたむきさ、哀れさみたなものが、ごっちゃになって襲ってきた。私は今はパイプをやっているが、あの時の煙管の”一服”との違いを身体の奥深くで比較している気がする。あの当時、『パイプのけむり』という人気のエッセイがあったのを想い出し、その題名をもじり、己は所詮、日本人であることを自覚し、「煙管のけむり」と題した。一瞬、空を漂い、かき消えていく煙のように、つれづれなるままに綴る。ゆえに著者校正、校閲もなし。ご容赦を、前口上、おわり。

目次 その参 Face Bookでは書けなかったこと (平成二十六年八月より、随時更新予定)

(一話) 前口上にかえて

(二話) 「◆「月{がつ}」の異称は町人文化が生んだ

 
     
     

日本刀_日本人の自画像 日本刀を通して日本人を考察し日本文化を発信するページで不定期更新の予定です。『英語版はこちら』

刀 日本人の自画像 序章にかえて

一章 日本人の原点 平成19年11月

二章 木炭と鍛錬、世界に類のないKATANAを生む 平成19年12月

三章 火と水をくぐり禊(みそぎ)する   平成20年1月

四章 他国の剣にない日本刀だけの研磨   平成20年2月

五章 日本刀姿見の変遷  平成20年3月

五章 日本刀姿見の変遷 その2  平成20年4月

六章 日本刀の刃文  平成20年7月

サムライの作法いろは

157)「武と云うは、刀と見附けたり」平成二十四年長月之七日
155) 江戸のサムライは趣味の芸で食いつないだ平成二十三年霜月之二十七日 156) 日本刀をみればサムライの心がよくみえる平成二十四年正月之十七日
153) サムライがお稲荷さん好きだったわけ平成二十三年葉月之二八日 154) 長男世襲で次男、三男らは惨めであったのウソ平成二十三年霜月之二十六日
151) サムライは弁護士が嫌いであった 平成二十三年皐月之五日 152) サムライが辞世の句が好きだったわけ平成二十三年葉月之五日
149) サムライの首の狩りでわかる「日本は一国文明」平成二十三年如月之二十八日 150) サムライといえばハラキリだ 平成二十三年卯月之五日
147) 首狩り族サムライの首実験のマナー 平成二十三年正月之五日 148) 首を狩るのは男の役割。首に化粧するのは女の役割 平成二十三年正月之二十六日
145) 辞世の句はサムライの嗜み(たしなみ)平成二十二年霜月之十八日 146) 辞世の句の嗜みは武士の妻も同じ 平成二十二年師走之一日
143) サムライは「コツを覚える」達人だった 平成二十二年長月之三十日 144)や サムライは女性のどこに魅力を感じたか 平成二十二年神無月之二十一日
141)の サムライだけが軍馬を去勢しなかった 平成二十二年葉月之十五日 142) サムライが側室をもったわけ 平成二十二年長月之十二日
139)う サムライ共通の信仰とは? 平成二十二年文月之十四日の 140)ゐ サムライは父系の血筋より家筋、武門にこだわった 平成二十二年文月之二十六日
137) ら 下克上が生んだサムライの作法 平成二十二年水無月之十二日 138) む サムライおが茶湯と禅に凝ったわけ 平成二十二年水無月之二十九日
135) つ 江戸のサムライは、刀の使い方まで忘れてしまった 平成二十二年卯月之二十三日 136) ね 戦国武将の恐るべき諜略の数々 平成二十二年皐月之十二日
133) れ 妖刀村正、徳川家ご法度は作り話 平成二十二年弥生之二十七日 134) そ サムライは鉄砲が嫌いだったのか? 平成二十二年卯月之九日
131) よ 夫婦の閨(ねや)の作法でサムライも四十八手を使ったか?平成二十二年弥生之六日 132) た 江戸と戦国の世のサムライとはこんなに違う 平成二十二年弥生之十三日
129) わ 株を買えば誰でもサムライになれた? 平成二十二年如月之十七日 130) か 自分の始末は自分で着けるのがサムライ 平成二十二年如月之二十七日
127) る 武士の躾で、正座がやかましかったのはわけがある 平成二十二年正月之二十七日 128) を 会社(藩)経営大赤字でもリストラはなかった 平成二十二年如月之二日
125) り 年賀のフォーマル・ウエア 年賀のため江戸城に登城した大名、旗本はどんな服装であったろう。平成二十二年正月之八日 126) ぬ 武士は、なぜ腹を身体の中心だと考えたか? 平成二十二年正月之十九日
123) と 武士はヒマだった?それとも残業でクタクタだった? 平成二十一年師走之十六日 124) ち 武士の年中行事で何が一番大事だったか 平成二十一年師走之二十五日
121) ほ 袴の五つ襞(ひだ)が五常の徳目などは、後からの屁理屈 平成二十一年霜月之二十二日 122) へ 月代(さかやき)はいつから主のシンボルになったか 平成二十一年師走之一日
119) は 武士道とは「農工商」をSAMURAIにするための新日本語だった 平成二十一年霜月之七日 120) に 仇討ちが美談になり武士は庶民の「理想の武士像」にはまっていった 平成二十一年霜月之十四日
108)さむらいの作法 「い」 平成二十年 文月之十一日 118) ろ 武士は外泊禁止、外食も嫌った。なぜか? 平成二十一年神無月之三十一日
116)8月15日、靖国参拝の際の心得平成二十一年文月之二十日 117)田中光四郎さんのことをイメージしながら老いを考えた 平成二十一年葉月之十三日
113)チャンネル桜「魁! 武道通信TV」独りごと  <五>平成二十年長月之二十七日 114)近事片々 平成二十一年如月之十六日 115)サムライJapan、WBC制覇雑記 平成二十一年弥生の二十五日
110)チャンネル桜「魁! 武道通信TV」独りごと  <二>  平成二十年 葉月之三日 111)チャンネル桜「魁! 武道通信TV」独りごと  <三>  平成二十年 葉月之十日 112)チャンネル桜「魁! 武道通信TV」独りごと  <四> 平成二十年 長月之十一日
107)武器がなくては戦(いくさ)はできぬ平成二十年 睦月之十五日 108)さむらいの作法 平成二十年 文月之十一日 109)チャンネル桜「魁! 武道通信TV」独りごと  <一>  平成二十年 文月之二十七日
104)日本人が帰りたいと思っている風景平成十九年 葉月之二十六日 105)刀 日本人の自画像 序章にかえて平成十九年 神無月之八日 106)幕末の軍歌「トコトンヤレ節」平成十九年 神無月之二十四日
101)武士とは何者であったか-1平成十九年文月之六日 102)武士とは何者であったか-2平成十九年文月之十四日 103)オンライン読本<サムライ草莽双書>平成十九年葉月之五日
98)平成18年の大晦日 平成十八年師走之晦日 99)煙管のけむり、復活! 平成十九年卯月之二十四日 100)藤村の煙管 平成十九年 皐月之二十四日
97)小柄工房 平成十八年葉月乃二十三日 96)撃剣に挑む者こそサムライよ平成十八年水無月乃二十三日 95)サムライの「矜持」平成十八年皐月之十一日
94)剣道から撃剣へ 武道復興への第一歩平成十八年弥生之二十三日 93)もうやめよう、太平洋戦争と呼ぶのは 平成十八年如月之十七日 92)木刀剣道 平成十八年睦月之十七日
91)巻き藁斬り平成十七年師走之二十四日 90)週刊 武道通信TV 平成十七年霜月之二十七日 89)真説武侠一代ケタ外れ 平成十七年神無月八日
88)武道家の9.11 平成十七年長月之九日 87)9.11衆議院議員選挙 平成十七年葉月之十二日 86)木刀剣道具 平成十七年文月之十七日
85)靖国神社にふさわしい大祭の日 水無月之十五日 84)国民のための兵法 平成十七年皐月之五日 83)“プロ格”総合格闘技の源流 平成十七年弥生之二十九日 
82)近海領域の“有事”に発する『軍刀の操作及試斬』 平成十七年弥生之二十三日 81)勇敢活発ナル日本魂 平成十七年弥生之八日 80)古(いにしえ)の武術身体操作の常識平成十七年如月之八日
79)格闘家のメディカルケア 平成十七年睦月之十八日 78)100年前の武術書、ネット本で「復刻本」平成十六年師走之五日 77) 靖国刀 平成十六年霜月之十一日
76) 騎馬戦 平成十六年長月之三十日 75)古流武術ブーム 平成十六年葉月乃七日 74)Y染色体 平成十六年文月之十六日
73)血けむり 平成十六年水無月之二十九日 72)以下は目次 壱(No.1からNo.72)に戻る